オタク暮らしと金のすずめ

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専門知識はないけれど、こんなこと起こるんちゃうか、IN 18歳からの選挙

オンライン同人活動といえばホームページ世代な高校時代。

色んな「同人マナー」「ネチケット」を読んで「政治・宗教・スポーツの話はしない方がいい」というのをどこかで見かけて「(同人サイトの)日記には書かないようにしよう!」と知識もないのに心にメモしていた高校時代を送っていた私ですが、

 

 

news.yahoo.co.jp

 

もう今の18歳には選挙権が…というのは、なんだか不思議な気持ちです。

 

私には年が離れた妹(18)がいるのですが、

「学校の友達が~」とか「睨んでくる女子がいて~」とか愚痴っちゃう

甘酸っぱい青春の問題に翻弄されている女子高生(今は大学生ですが)にも選挙権があると思うと

「学校生活だけでもいろいろ大変なのに、さらに選挙云々となると処理しきれるんかなぁ」

とかわいそうになってくる部分もあるんです。

 

「大人」の勝手な期待も大きいでしょうからね。

(「大人」の「 」の意味はご想像にお任せします)

 

社会における人格形成や社会性の育成、不条理を受け入れる心や汚い部分と向き合う心。

 

もちろん大人になってもそういう色んなことを学びながら生きていくんですが、

「過敏」な時期だからこそ、そしてまだ親に「保護」される側であることが多いからこその心配が、正直あります。

 

とはいえ、そんなことはお偉いさんももちろんわかっていることで、

インターネットで検索するだけで専門家さんがたから見たメリット・デメリットはたくさん出てくるので、あれこれ難しい話はそういった知識のある方にお任せしまして、

今回は、「専門知識はないけれど、こんなこと起こるんちゃうか、IN 18歳からの選挙」をテーマに、お茶の間での話のような、ワイドショーを煎餅食べながら考えるような、かる~い気持ちで思いついたことを書いていこうと思います。

 

これが実現したら、ワイドショーとかで「懸念の声はあった…」みたいに取り上げられるかな?(笑)

 

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「専門知識はないけれど、こんなこと起こるんちゃうか、IN 18歳からの選挙」★☆彡

twitterに流れまくる写真付き選挙実況

「選挙なう」ではもう古い。

投票用紙(下手すりゃ記入済み)の写真に自分のピースを入れたような写真がtwitterに登場!

……もうしてました(;'∀')

 

matome.naver.jp

 

成人でもやっちゃうくらいですから、ばりばりSNS世代の高校生はやっちゃうでしょう。「選挙」が若者のコミュニケーションの一部分になるわけです。

「#(ハッシュタグ)選挙なう」とかがトレンド入りしちゃうわけです。

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                          写真素材サイト(http://www.photo-ac.com/

この「ピースでお星さま」と絡めるくらいフレッシュな投稿もあるんじゃあないかな!

 

 

投票内容、メルカリで転売

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スマホで簡単にフリマができちゃうアプリ「メルカリ」。

(メルカリに限ったことじゃないんですけど)お小遣いを稼ぐツールとして若い世代にも広まっています。

 

思うのは、こういった販売サイトで「自分の投票内容を売っちゃう子どもが出るんじゃないか」と。

 

「投票政党募集☆3000円即決☆投票時証明写真あり後払い可☆」みたいな。

 

もちろん、こんなストレートに書くなら違法の発見も簡単ですが、

大人が昔、お母さんが作る夕食のつまみ食いをする方法に長けていたように、

 

子どものコミュニティは大人の目に付かない様に専門用語(合言葉、暗号みたいなもの。若者言葉やJK語なんかは、大人が理解できない言葉を使うことによって子どもの”自分たちの世界”に対する欲求を満たす役割もあります。)を作るものですので、

それにしっかりアンテナを張っておかないといけないでしょうね。

 

 

高校という「場」の進め方にも気を付けなきゃね

 高校という「学校」そのものに目を向けてみると、でるわでるわゲスパーの嵐。

・授業内容で、しれっと教員がある政党に誘導するような内容を盛り込んだり、

・テストの採点基準が政治視点で左右されたり、

・「あの先生はあの政党に投票するといい成績くれるよ」的な事案が発生したり、

・高校入試の面接のために、その学校の権限者が指示している政党について調べて媚びを売る中学生受験生や塾が増えたり。

 

記事の最初にリンクを貼ったニュースにもあるように、もう学校前で遊説が始まってる様子ですので、そのうち、全校集会でも「PTA会長挨拶」のような感じで政治家の演説がはじまるんじゃないですかね?(集会が伸びるとかいう地獄

夏場の体育館でされた日には保健室行き待ったなし!

 

「場」を勘違いしないでほしい。

 

学校という公的な場は、活動のアピールにも「使いやすい」場です。

 

先日、私が参加した町の小さなフリーマーケットでも、

フリーマーケットで使用中の道路にいる人に「よけてよけて!」と言いながら、

でかでかとマイクを使って選挙カーを走らせ、

現在の政治の不満を述べていった政治家がいました。

 

出店している&買い物している人々の、”楽しみを邪魔されて嫌な気持ちになっている視線”勘違いして、ご丁寧に車から降りてきて一人ひとり握手を要求していきましたよ。

 

学校も同じ。学校が政治家にとってのステージだと勘違いしないようにしてほしい。

「きらめくステージで、また会える!」

「デパートの屋上で、僕と握手!」

とは違うんです。

子どもの教育の場での優先順位を崩さないといいんですけど。

 

まとめ

 

大きく3つほど例をあげた今回の記事ですが、現役高校生とはほど遠い私には、もちろん現役高校生を取り巻くリアルのことは完全にはわかりません。

 

ただ、それでも思うのは、

「誰もが私利私欲のために動かないわけではない」ということ。

 

軽い気持ちで票を公開したり売ったりするようなことはしてはいけないことだし、それをきちんと導かないといけない。でもその導きは、権利や金が絡んだ私利私欲のために行われるべきではない。

―ということです。

 

政治って、むずかしいですね。

がんばれ高校生!